韓国ドラマ-大祚榮(テジョヨン)-あらすじ-70話〜72話-相関図

韓国ドラマ-大祚榮(テジョヨン)

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今回は中国の広大な風景をバックに撮影が行われた歴史ドラマ。時代劇スターの『太祖王建』『海神-HESHIN-』チェ・スジョン主演の名作ドラマ『大祚榮(テジョヨン)』をご紹介します!

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一人の男が祖国滅亡後、過酷な運命、闘い、悲恋を乗り越え渤海を建国するまでの波乱万丈な人生を描く歴史超大作!

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全134話の構成になっています!

大祚榮(テジョヨン)-概要

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戦火に見舞われる高句麗末期、将軍の長男としてテ・ジョヨンは生まれる。奴婢として育つものの、見よう見まねで剣術と学問を学び、立派に成長するジョヨン。
ジョヨンは唐の挑発により危機に陥っていた父テ・ジュンサンと高句麗の兵士たちを助けるために戦い始める。この時、唐と手を組んでいる契丹族の襲撃により生死をさまよっていたジョヨンは、契丹族族長の娘チョリンに助けられる。それをきっかけにジョヨンとチョリンは恋に落ちる。
そんな中、ジョヨンの恋のライバルとして現れるのが、チョリンと兄妹のような仲のイ・ヘゴ。ヘゴは高句麗の将軍のもとに生まれるが、訳あって契丹族によって育てられ、共に育ったチョリンを愛するように…。平壤城の政治勢力と遼東の軍部勢力が反目する中、和合と仲裁のために平壤城に侵入したジョヨンは、監獄に入れられてしまう。それを救ったのが、寶臧王の姪スギョン。スギョンはテジョンに想いを寄せ、チョリンと恋のライバルになり、葛藤を起こす。そんな中、チョリンはジョヨンとの子を身ごもるが、ジョヨンに告げることもできず…。結局二人は引き裂かれる運命となってしまう。
やがて、高句麗は新羅と手を組んだ唐に滅ぼされ、高句麗の民は流民になる。あちらこちらに散らばってしまった高句麗の民を思うジョヨンは、高句麗の民が安心して暮らせる国を作るために、義兄弟として意を決したコルサビウ、フクスドルと共に立ち上がり…。

https://youtu.be/-QrcKgM-2a4
https://youtu.be/vK2gp4KiFUA

大祚榮(テジョヨン)-相関図

韓国ドラマ-大祚榮(テジョヨン)-あらすじ-相関図

韓国ドラマ-大祚榮(テジョヨン)-70話

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深夜、利発そうな少年が、吊るされているテ・ジョヨンに近づいて、手にした水筒からテ・ジョヨンに水を飲ませた。少年は元遼東城主で今は都城警備隊将軍になっていたコ・サゲの息子コ・ソンジである。明日、ウゴルとの決闘に勝ってほしいとテ・ジョヨンに訴えるのだった。翌朝、則天武后、ソ・リンギ、イムンらが見守る中、テ・ジョヨンとウゴルの決闘が始まった。6日間飲まず食わずのテ・ジョヨンは、巨漢・怪力のウゴルに圧倒されていたが、捨て身の眼つぶしでウゴルの動きを止めて、テ・ジョヨンの剣がウゴルの肩を切り裂いた。その強さに則天武后は興味を示し、テ・ジョヨンたちを唐政府の捕虜とする故、勝手に殺してはならぬとイムンに言い渡した。しかし、イムンは、密かにテ・ジョヨンたちを鬼斧山のふもとにある奴隷収容所に送った。その収容所は劣悪な環境の中、過酷な労働を課せられ生還した者は皆無であると言われている。テ・ジョヨン救出を図っていたテ・ジュンサンたちは手の打ちようがなかった。そこへミモサが戻り、鬼斧山の奴隷収容所から救出するには、政治を利用するしかないと言いきった。高句麗再興を目指したポジャン王が逮捕された681年当時、唐の高宗イ・チの病状が悪化、皇后であり、後に中国唯一の女性皇帝となる則天武后が権力を掌握しつつあった。しかし、それに反対する勢力も多く、政局は複雑だった。則天武后は、反対勢力である開国の功臣たちではなく、辺境出身の勇者を側近に置いた。ソ・リンギもその一人であり、契丹族のイ・へゴ、チョリンも則天武后の側近となった。ミモサはそのソ・リンギをテ・ジョヨン救出に使おうと考えていた。その頃、奴隷収容所に移送中、手足を縛られ鞭打たれるテ・ジョヨンがいた。テ・ジョヨンの不敵な眼が見開かれ、傍らで見ていたイムンの目を睨み射抜いた。

韓国ドラマ-大祚榮(テジョヨン)-71話

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則天武后はテ・ジョヨンの処遇をイムンに全て任せる決定を下した。その裁定にソ・リンギは顔を曇らせた。また、則天武后はイ・へゴ、チョリンに自分の子である廃太子イ・ヒョンの警護を託した。イ・ヒョンは異民族嫌いで何人もの警護の者を切り殺したという噂の人物だった。自ら女好きを公言しチョリンに関心を示す態度を見せる。病弱な王が危篤に近い状態であるため、彼を担いで謀反を起こす懸念があるので彼の警護は重要な任務であった。そしてスギョン姫は奴婢に貶められ、後宮全ての洗濯を言い渡されていた。一方、テ・ジュンサンたちは鬼斧山麓の奴隷収容所に送られたテ・ジョヨンを救う手だてがなく、ミモサの知恵を頼りにしていた。そのミモサが動いた。員外将軍で洋州刺史フクチサンジが良非川の戦で勝利し辺境の異民族吐藩を征伐して凱旋したのだった。フクサンジは百済人で、唐に帰化していた。ミモサは大胆にもフクチサンジに直接面談して、テ・ジョヨンを救って欲しいと申し出た。百済を再興したいというミモサの考えと唐にあって百済人の誇りを保とうというフクサンジの考えは食い違っていた。しかし、ミモサは当分フクチサンジの邸に逗留し説得すると腹に決めた。鬼斧山麓の奴隷収容所のテ・ジョヨンは、食糧で争わせ、高句麗人、百済人、新羅人の交る捕虜たちを団結させない唐のやり方を見抜き、皆一致団結させようと心を砕いていた。それを阻もうとするイムンに唐の重臣チョ・ムネから封書が届き、イムンは長安城に向かった。イムンは収容所の大将チョンガにテ・ジョヨンを殺せと命じていた。

韓国ドラマ-大祚榮(テジョヨン)-72話

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テ・ジョヨンは、鬼斧山麓奴隷収容所の捕虜たちに一致団結を呼び掛け、食糧を配給制にした。そのことを知った収容所大将チョンガは、各国の捕虜代表を集め、テ・ジョヨン暗殺を命じた。ある夜、テ・ジョヨンを殺そうと忍び寄った男を防いだのはコルサビウだった。コルサビウはテ・ジョヨンを守るために収容所に奴隷として入所していた。テ・ジョヨンは、テ・ジュンサン、ミモサたちが自分を救出しようとしていること、ポジャン王の病が重く客宮にいること、スギョン姫が奴婢になったことを知った。長安城に戻ったイムンは大臣たちと廃太子になったイ・ヒョンを再度皇太子にすることを画策し始めた。これは建国からの重臣と異民族出身の将軍との戦いでもあった。その流れの中、百済出身のフクチサンジが契丹族出身のソ・リンギにテ・ジョヨン救出をもちかけた。イムンに対して異民族連合の強化のためと称したが、ソ・リンギは頑として首を縦に振らなかった。その夜、テ・ジュンサンがソ・リンギの邸を訪ねた。テ・ジュンサンはテ・ジョヨン救出を切願し、床に跪いた。驚くソ・リンギ。敵対してきた2人の間には長い歴史があった。互いに涙を流しその涙を拭い合った。収容所では、テ・ジョヨンをフクスドル、コルサビウから引き離し、洞窟の採掘現場に送った。そこで暗殺者たちと揉み合いになった。その時、洞窟が地響きを立て落盤の気配を見せた、テ・ジョヨンは柱を一人で支え、皆を逃がそうとした。テ・ジョヨンは言う「我らは同志である。敵は唐で、我らの目標は生き延びて、ここから出ることだ」と。翌日、テ・ジョヨン、フクスドル、コルサビウが皇宮に連行された。則天武后は直接接見して、テ・ジョヨンに唐に忠誠を誓うよう要請した。即座に断ったテ・ジョヨンの前にポジャン王が引き出されてきた。テ・ジョヨンの前には二つの杯が用意された。一方の杯には酒がもう一方には毒が入っている、一つはテ・ジョヨンが飲み、残った方をポジャン王に飲ませると言うのであった…。

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