韓国ドラマ-大祚榮(テジョヨン)-あらすじ-118話〜120話-相関図

韓国ドラマ-大祚榮(テジョヨン)

部長
今回は中国の広大な風景をバックに撮影が行われた歴史ドラマ。時代劇スターの『太祖王建』『海神-HESHIN-』チェ・スジョン主演の名作ドラマ『大祚榮(テジョヨン)』をご紹介します!

副部長
一人の男が祖国滅亡後、過酷な運命、闘い、悲恋を乗り越え渤海を建国するまでの波乱万丈な人生を描く歴史超大作!

部長
全134話の構成になっています!

大祚榮(テジョヨン)-概要

部長
戦火に見舞われる高句麗末期、将軍の長男としてテ・ジョヨンは生まれる。奴婢として育つものの、見よう見まねで剣術と学問を学び、立派に成長するジョヨン。
ジョヨンは唐の挑発により危機に陥っていた父テ・ジュンサンと高句麗の兵士たちを助けるために戦い始める。この時、唐と手を組んでいる契丹族の襲撃により生死をさまよっていたジョヨンは、契丹族族長の娘チョリンに助けられる。それをきっかけにジョヨンとチョリンは恋に落ちる。
そんな中、ジョヨンの恋のライバルとして現れるのが、チョリンと兄妹のような仲のイ・ヘゴ。ヘゴは高句麗の将軍のもとに生まれるが、訳あって契丹族によって育てられ、共に育ったチョリンを愛するように…。平壤城の政治勢力と遼東の軍部勢力が反目する中、和合と仲裁のために平壤城に侵入したジョヨンは、監獄に入れられてしまう。それを救ったのが、寶臧王の姪スギョン。スギョンはテジョンに想いを寄せ、チョリンと恋のライバルになり、葛藤を起こす。そんな中、チョリンはジョヨンとの子を身ごもるが、ジョヨンに告げることもできず…。結局二人は引き裂かれる運命となってしまう。
やがて、高句麗は新羅と手を組んだ唐に滅ぼされ、高句麗の民は流民になる。あちらこちらに散らばってしまった高句麗の民を思うジョヨンは、高句麗の民が安心して暮らせる国を作るために、義兄弟として意を決したコルサビウ、フクスドルと共に立ち上がり…。

https://youtu.be/-QrcKgM-2a4
https://youtu.be/vK2gp4KiFUA

大祚榮(テジョヨン)-相関図

韓国ドラマ-大祚榮(テジョヨン)-あらすじ-相関図

韓国ドラマ-大祚榮(テジョヨン)-118話

部長

テ・ジョヨンにはイヘゴを殺せば、永遠にコムを失うという思いがあった。テ・ジュンサンがコムを臣下として側においてはどうか、建国には人の力が必要だと語った。翌朝、ミモサがイヘゴの様子を見に行くと、イヘゴはまんじりともせず、毒の瓶が置かれたテーブルの前にいた。ミモサを見るなり、テ・ジョヨンに会わせてくれと言う。テ・ジョヨンの前にイヘゴと部下達が引き出された。テ・ジョヨンはイヘゴに自分に忠誠を誓うのであれば皆を許すが、そうでなければ殺すと最後の機会を与えた。イヘゴは意に反して、あっさりとテ・ジョヨンに忠誠を誓った。営州にいるムクチョルに娘から娘婿・唐のイフ王子の首が送りつけられた。婿入りしたイフ王子が偽者であることが分かったのだ。激怒するムクチョルは自分達が故郷へ帰る宴の席で、騙したソリンギの首を斬ろうとした。しかし、歴戦の勇士ソリンギは得意の弁舌でこの窮地を乗り切った。ムクチョルが唐軍のいる営州を去ったことを知ったテ・ジョヨンは全武将を集め、営州から唐軍を追い払い、高句麗、新羅、百済、契丹をも含む新しい国の歴史を作ると宣言した。その夜、イヘゴと部下が安市城を去った。翌朝、それを知ったテ・ジョヨンは、自分を裏切ったイヘゴを殺すと叫び、追撃の馬にまたがった。

韓国ドラマ-大祚榮(テジョヨン)-119話

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イヘゴ追撃は失敗に終わった。イへゴ達は営州の街中に潜みソリンギの動向を探った。ソリンギは病の床にいた。ムクチョルとの神経戦で精も根も尽き果てていたのだ。イへゴは皇宮に忍び込みソリンギの寝所を襲った。気配を察知したソリンギは、物陰に隠れて逆にイヘゴに短剣を突きつけた。警護のイムンらがイへゴを捕らえた。しかし、イへゴは武器を持っていなかった。次に、シン・ホンが皇宮に乗り込み捕えられたが、ソリンギとイヘゴが話をする機会ができた。イヘゴとシン・ホンは、テ・ジョヨンが建国の準備を進めていることを告げた。自分に兵を貸してくれれば、テ・ジョヨンの首を持参すると言うイヘゴ。イヘゴに裏切られた経験を持つソリンギが真の覚悟と勇気を見せなければ信用できぬと言うと、イへゴは傍らの筆の柄を二つに折り、自分の左目に突き刺した。一つの目をソリンギに差し出し、もう一方の目でテ・ジョヨンを見据え、殺す、これが決意の証拠だとイヘゴ。居合わせた者達はその迫力に圧倒された。目に包帯をしたイヘゴのもとにソリンギが来て、唐に行って則天皇帝に兵を賜る、必ずテ・ジョヨンを殺せと言った。イヘゴは、安市城のチョリンにコムとチョリンを必ず迎えに行くと書いた手紙を送った。コムとチョリンは密かに安市城を去った。2人を契丹村の民が待ち受けていた。彼らは契丹国の旗と皇帝が纏う龍袍を差し出し、コムに龍袍を着てほしい、命をかけてテ・ジョヨンと戦うと誓った。テ・ジョヨンが描く高句麗、新羅、百済、契丹をも含む新しい国の構想に惹かれていたコムの胸中は複雑だった。

韓国ドラマ-大祚榮(テジョヨン)-120話

部長

命をかけてテ・ジョヨンと戦うという契丹村の民の声をコムの若々しい声が制した。今、反乱を起こしたら永遠に契丹国は復活できなくなる。いつか必ずこの手で契丹国を再興する。反乱を起こしたい者はこの剣で私の首を斬れと剣を地に刺した。コムの言葉に打たれた契丹村の民はコムについていくことを誓った。コムを先頭に鍬や鎌を手に城門に入る契丹村の民を迎えるテ・ジョヨンと武将達。コムが契丹国を再興したら統治を私にくださいと言うと、テ・ジョヨンは頷いた。そして、テ・ジョヨンは自分の目指す国の構想を語った。それは、高句麗、新羅、百済、契丹の諸侯を抱える大帝国であった。東牟山の麓を都に定め着々と準備を進めている。その頃、唐に着いたソリンギは則天皇帝に、テ・ジョヨンが高句麗の再興を進めている、真の敵はテ・ジョヨンであると説いた。則天皇帝はソリンギの言葉に驚き、大軍を編制させ、総司令・大総管にヤン・ソウィとソリンギが推薦するイヘゴを就かせた。唐の高官は、唐を裏切ったイヘゴの起用に反対だった。ヤン・ソウィは密かに遼東に着く前にイヘゴを殺すことを考えていた。唐の大軍が営州に集結したことが、安市城のテ・ジョヨンに伝わった。そして、軍の大総管の名を聞いて驚いた。

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