韓国ドラマ-あの空に太陽が
あの空に太陽が-概要
ある日、弟が拘置所に入れられてしまう。
マルスンはインギョンに保釈金を用意するように責め立て、突然洋服店への就職を勧める。マルスンは「これからは働きながら学校に通えば良い」と言うその言葉にインギョンの夢は膨らんでいったが…。
あの空に太陽が-相関図
韓国ドラマ-あの空に太陽が-28話
イギョンのミヌを思いながら体力の回復を目指しましたが・・。病状は一向に好転せず、むしろ悪くなる一方でした。そしてついに彼女の体力と気力は限界に達し、倒れてしまいます。そこへクムスンとチルボンが戻ってきますが、力尽きて倒れる彼女を見て驚くのでした。それから二人はインギョンを病院に連れていきますが、そこで意外な事実が発覚します。
なんとインギョンの不調は病気ではなく、つわりが原因だったのです。つまり彼女は・・誰かの子供を妊娠していたということです!クムスンとチルボンはこのことを知って驚き、言葉を失ってしまいます。一方、インギョンは妊娠の事実を知って、すぐにミヌの顔を思い浮かべました。なぜなら、お腹の子供はミヌの子であると思ったからです。
そして彼女はこのことをミヌに伝えようとしますが、今のインギョンにとってミヌは遠い存在でした。些細なきっかけで疎遠になったこともありますが、それに加えて今は、二人の間にヒエが立ち塞がっているのです。しかもヒエとミヌの距離は、最近になって急速に縮まってきています。インギョンはそのことを思うとき、どうしても積極的になれないのでした...。
韓国ドラマ-あの空に太陽が-29話
インギョンは妊娠した事実をミヌに伝えることに、躊躇していました。なぜなら、そんなこと知らないと、冷たくあしらわれてしまうことが恐かったからです。彼を信じたい気持ちはあるのですが、ヒエとの関係を思うと、どうしても臆病になってしまうのです。しかしインギョンは勇気を出し、ついにミヌに妊娠したことを伝えます。わざとらしい演出もせず、素直にありのままを話したのです・・。
これに対してミヌの反応は、インギョンが半分予想したとおりでした。彼は喜んだような表情を見せつつ、残念がるようなリアクションも見せたのです。つまり、インギョンに気を遣いつつ、本心では喜ばなかったということです。なぜ彼が妊娠を喜ばないかというと、自分の仕事に影響する可能性があったからです。
例えば、映画監督の仕事を全て失ってしまうとか・・。とはいえ、インギョンのことを無下に扱うこともできません。ミヌは真剣に考え、悩みに悩み抜いてから、最良の結論を出そうとします。そしてその結論が出てから、インギョンのことを呼び出すのでした。インギョンは前向きな回答が得られると思い、気分を浮かれさせながら待ち合わせ場所へと向かいます。果たしてミヌが出した結論とは・・!?...。
韓国ドラマ-あの空に太陽が-30話
自分の子供が出来たことに、喜ばない男性がいるはずがないわ!インギョンそういう風に前向きな気持ちを抱きながら、ミヌの返事を待っていました。やがて待ち合わせ場所に姿を現したミヌですが、彼がインギョンに伝えた言葉は意外なものでした。今の僕は仕事のことで手一杯だ、子供が欲しいとはまったく思っていない・・と。インギョンはこの言葉を聞いて、頭をハンマーで叩かれるような衝撃を受けます。
子供を望んでいないって・・どうして?ねえ、どうしてなの?と。そしてすがるような目でミヌを見つめますが、ミヌの表情が変わることはありませんでした。ミヌはインギョンの妊娠を歓迎していない、自分の子供ができることも望んでいない!このことが揺るがしがたい事実として、インギョンの脳裏に刻み込まれたのです。
しかし、ミヌはすでに母親への道を歩み始めていました。彼女はミヌに敬遠されようと何しようと、関係なく出産することを決意したのです。例え母子家庭になったとしても、私はこの子を産んで立派に育ててみせるわ!と。こうして、インギョンは新たな人生の扉を開くのでした。一方、ミヌは彼女に対して申し訳なく思うようになり、その罪悪感に悩まされるようになります...。