韓国ドラマ-大祚榮(テジョヨン)-あらすじ-94話〜96話-相関図

韓国ドラマ-大祚榮(テジョヨン)

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今回は中国の広大な風景をバックに撮影が行われた歴史ドラマ。時代劇スターの『太祖王建』『海神-HESHIN-』チェ・スジョン主演の名作ドラマ『大祚榮(テジョヨン)』をご紹介します!

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一人の男が祖国滅亡後、過酷な運命、闘い、悲恋を乗り越え渤海を建国するまでの波乱万丈な人生を描く歴史超大作!

部長
全134話の構成になっています!

大祚榮(テジョヨン)-概要

部長
戦火に見舞われる高句麗末期、将軍の長男としてテ・ジョヨンは生まれる。奴婢として育つものの、見よう見まねで剣術と学問を学び、立派に成長するジョヨン。
ジョヨンは唐の挑発により危機に陥っていた父テ・ジュンサンと高句麗の兵士たちを助けるために戦い始める。この時、唐と手を組んでいる契丹族の襲撃により生死をさまよっていたジョヨンは、契丹族族長の娘チョリンに助けられる。それをきっかけにジョヨンとチョリンは恋に落ちる。
そんな中、ジョヨンの恋のライバルとして現れるのが、チョリンと兄妹のような仲のイ・ヘゴ。ヘゴは高句麗の将軍のもとに生まれるが、訳あって契丹族によって育てられ、共に育ったチョリンを愛するように…。平壤城の政治勢力と遼東の軍部勢力が反目する中、和合と仲裁のために平壤城に侵入したジョヨンは、監獄に入れられてしまう。それを救ったのが、寶臧王の姪スギョン。スギョンはテジョンに想いを寄せ、チョリンと恋のライバルになり、葛藤を起こす。そんな中、チョリンはジョヨンとの子を身ごもるが、ジョヨンに告げることもできず…。結局二人は引き裂かれる運命となってしまう。
やがて、高句麗は新羅と手を組んだ唐に滅ぼされ、高句麗の民は流民になる。あちらこちらに散らばってしまった高句麗の民を思うジョヨンは、高句麗の民が安心して暮らせる国を作るために、義兄弟として意を決したコルサビウ、フクスドルと共に立ち上がり…。

https://youtu.be/-QrcKgM-2a4
https://youtu.be/vK2gp4KiFUA

大祚榮(テジョヨン)-相関図

韓国ドラマ-大祚榮(テジョヨン)-あらすじ-相関図

韓国ドラマ-大祚榮(テジョヨン)-94話

部長

テ・ジョヨンは前線に契丹軍の補充をイ・へゴに頼むが聞き入れられない。それならば、テ・ジョヨンは総司令の地位をイ・へゴに返さず、テ・ジョヨンの手中に置くことにした。数に勝る唐の陣営ソ・リンギは、波状攻撃作戦を考え、軍を二つに分けて、その夜の夜襲から再戦を開始する手筈を整えた。数に劣るテ・ジョヨン軍である。テ・ジョヨンは、営州城内から1000人の高句麗流民を集め、一方では1000の天秤棒を作らせた。また、契丹国の攻防以外でも静かな攻防があった。突厥は唐の西北を脅かしていたが、則天皇帝が東牟山に間者を放ったことを知り一時休戦した。東牟山では、スギョンが一計を案じ東牟山には10万の大軍が控えているように、唐の間者には思わせていた。契丹国。テ・ジョヨン軍は夜が更けてから流民に天秤棒の先に松明をつけ、一人4本の松明を持たせ、営州城の城内に移動させた。松明の移動を見た唐軍はテ・ジョヨン軍が城内に入ったと思い、ソ・リンギは攻撃を翌日に延期した。その間にテ・ジョヨンは全軍に命令を発し、兵を山中に散らばって潜ませた。

韓国ドラマ-大祚榮(テジョヨン)-95話

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山中でテ・ジョヨン軍が見守る中、テ・ジョヨンの軍勢が営州城内に入ったと信じた唐軍が進軍を開始、城外10里に陣を張った。全軍が東門に集結したが、高句麗の三足烏の旗を北門に見つけると、ソ・リンギは5000の兵を北門に送った。そして、イムン軍が攻撃を開始した。すると間もなく、その唐軍の後方に火矢が飛んできた。山中に潜んでいたテ・ジョヨン軍が総攻撃をかけたのだ。城内の契丹軍も前方から攻撃した。挟み撃ちにあった唐軍は敗走し、ソ・リンギもまた兵卒に変装して北の山中へ向かった。そこへ逃げ込むことを予想していたテ・ジョヨン軍が彼らを待ち構えていた。全滅する唐軍。死体のふりをして横たわるソ・リンギをテ・ジュンサンが見つける。二人の間には、数々の戦いの歴史があった。テ・ジュンサンならば殺されても本望と身構えるソ・リンギだが、テ・ジュンサンはその首をはねることはできなかった。その頃、テ・ジョヨンが留守の間、東牟山を預かるスギョンは兵糧倉庫を10数個作り、唐の間者の目をごまかしていた。唐との戦に勝利した契丹国では、約束どおり高句麗流民を返してしまっては、疲弊した契丹国を立て直せないとのイ・へゴらの意見に対し、皇帝イ・ジンチュンは流民を返す代わりに今の契丹国との関係の継続をテ・ジョヨンに誓わせる裁定を下した。酒盛りが続き、テ・ジョヨンはしこたま酔った。寝所に連れ帰るテ・ジョヨンの実の子、契丹国の若様イ・コムに抱かれるテ・ジョヨンを見たチョリンの胸中には複雑な思いが走るのだった。

韓国ドラマ-大祚榮(テジョヨン)-96話

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テ・ジョヨンの力は後になって契丹国の災いになると信じる契丹国の軍師シン・ホンは、泥酔しているテ・ジョヨンに刺客を放った。しかし、この気配を察していたミモサ、コルサビウ、フクスドルら腹心が刺客を悉く葬った。シン・ホンはこの機に殺してしまおうと兵を集めテ・ジョヨンの寝所に向かった。目が覚めたテ・ジョヨンと腹心の臣下、シン・ホンと契丹兵が対峙している所に、コムが現れその場は収まった。テ・ジョヨン暗殺に関係したシン・ホン以下の武将は逮捕され、投獄された。契丹国皇帝イ・ジンチュンは彼らを処刑しようとしたが、イ・ヘゴは強行に反対した。テ・ジョヨンはイ・ジンチュンに会い、民は強制と抑圧は望まないと彼らの処刑を思い留まるよう願い出て、投獄されていた者たちは解放された。一方、唐では敗戦の将たちが罰を受けるのを待っていた。しかし、則天皇帝は将軍たちを何の沙汰もなく解散させた。唐を囲む突厥、契丹そしてテ・ジョヨンの旧高句麗が力をつけてきている現実を我慢できない則天皇帝。ソ・リンギは無理矢理、則天皇帝に謁見し、テ・ジョヨンとイ・ヘゴを仲たがいさせれば、契丹を滅ぼせると持論を述べた。営州に留まったテ・ジョヨンは民衆に溶け込み、仕事をし、施しをして、高句麗流民だけでなく契丹国の民にも慕われていた。イ・ジンチュンの相談相手にもなって、世継ぎ問題も話し合った。そんなところに、唐から使者が来た。使者は契丹国皇帝ではなく、高句麗流民村に向かいテ・ジュンサンに会いに行った。自分は唐から使者が来る身にないとテ・ジュンサンは断るが、使者は勅命を受けよと繰り返す。

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