韓国ドラマ-大祚榮(テジョヨン)
大祚榮(テジョヨン)-概要
ジョヨンは唐の挑発により危機に陥っていた父テ・ジュンサンと高句麗の兵士たちを助けるために戦い始める。この時、唐と手を組んでいる契丹族の襲撃により生死をさまよっていたジョヨンは、契丹族族長の娘チョリンに助けられる。それをきっかけにジョヨンとチョリンは恋に落ちる。
そんな中、ジョヨンの恋のライバルとして現れるのが、チョリンと兄妹のような仲のイ・ヘゴ。ヘゴは高句麗の将軍のもとに生まれるが、訳あって契丹族によって育てられ、共に育ったチョリンを愛するように...。平壤城の政治勢力と遼東の軍部勢力が反目する中、和合と仲裁のために平壤城に侵入したジョヨンは、監獄に入れられてしまう。それを救ったのが、寶臧王の姪スギョン。スギョンはテジョンに想いを寄せ、チョリンと恋のライバルになり、葛藤を起こす。そんな中、チョリンはジョヨンとの子を身ごもるが、ジョヨンに告げることもできず...。結局二人は引き裂かれる運命となってしまう。
やがて、高句麗は新羅と手を組んだ唐に滅ぼされ、高句麗の民は流民になる。あちらこちらに散らばってしまった高句麗の民を思うジョヨンは、高句麗の民が安心して暮らせる国を作るために、義兄弟として意を決したコルサビウ、フクスドルと共に立ち上がり...。
https://youtu.be/-QrcKgM-2a4
https://youtu.be/vK2gp4KiFUA
大祚榮(テジョヨン)-相関図
韓国ドラマ-大祚榮(テジョヨン)-52話
テ・ジョヨンは立って数歩自力で歩けるまでになった。テ・ジュンサンはテ・ジョヨンのその姿を見て、手を取り心から喜んだ。その日からテ・ジョヨンは一歩一歩回復に向かっていった。そのことは、ミモサからポジャン王にも伝えられた。治療にあたったミモサには、この回復は奇跡としか思えなかった。テ・ジュンサンは、テ・ジョヨンにヤン・マンチュン将軍が愛用していた弓を与えた。この強弓を引けたら完全回復と言える。全く弓を引けずくじけるテ・ジョヨンをポジャン王の姪スジョン姫が励ました。一方、契丹族部隊ではチョリンとイ・へゴの婚姻の話が進んでいた。チョリンを庇ったイ・へゴがお腹の子の父親は自分だと言い、チョリンの父である部族長に婚姻か死か選択をせまった。テ・ジョヨンが死んだと思っているチョリンは子供を守るために結婚を承諾する。その頃、安東都護府は唐から、高句麗の2万人の若い女を朝廷に差し出すことを迫られていた。サブグの手で城内、城外の若い女性が集められた。裏ではプ・ギウォンたちが密かに高句麗の民を奴隷として売ろうとしていた。高句麗村のテ・ジョヨンの回復は著しく、ヤン・マンチュンの強弓を引けるまでになった。テ・ジョヨン、フクスドル、スギョン姫はポジャン王に会うため遼東城に入った。ポジャン王は高句麗の民の恨み苦しみを唐に返す目的で暗殺団“東明天帝団”を結成した。初仕事は、チョリンとイ・へゴの婚礼の日に決まった。その日、誰を殺すか、名簿の中からテ・ジョヨンが選んだ名前は…。
韓国ドラマ-大祚榮(テジョヨン)-53話
テ・ジョヨンは最初に殺すのは、プ・ギウオォとサブグ、シン・ソンだと言う。しかし、ミモサは最初に殺すべきは唐の人買い、奴隷商のワンチョンであると主張した。ミモサの店チソン楼でチョリンとイ・ヘゴの婚姻が行われ、テ・ジョヨンは物陰から涙ながらにその光景を見つめた。テ・ジョヨンたち東明天帝団は、奴隷商ワンチョンを襲撃して殺し、遊民を逃がした。東明天帝団は、そのワンチョンの首を安東都護府に送りつけた。中には、東明天帝団が殺す予定の殺人名簿、殺生簿とその罪状が書かれた書簡があった。そんな中、ミモサはチョリンが妊娠している事をテ・ジョヨンに伝えた。婚姻を急いだ理由はその為だと…。ミモサの店に、首謀者のアジトを探すためサブグがやってくるが、うまく切り抜けるミモサ。コルサビウはチョリンに会い、子供が生まれたら、営州に行くと言う。ミモサはソ・リンギに会い、侍女クムランを送って商売の妨害をしないように頼む。しかし、コルサビウは、自分の目は誤魔化せない、東明天帝団の首謀者はお前だろう、必ず、暴いてやると言い放つ。酒を運ぶ商人に変装して、関所を通り抜けるテ・ジョヨンとフクスドル。営州に向かうチョリン達、契丹兵がテ・ジョヨン達の横を通り過ぎて行く。テ・ジョヨンとチョリンの目が会う…。
韓国ドラマ-大祚榮(テジョヨン)-54話
チョリンたち契丹族部隊が営州へ向かう。目を伏せて見送るテ・ジョヨン。チョリンへの想いが胸に渦巻く。ミモサが送った刺客クムランがソ・リンギ暗殺に失敗する。サブクら警護隊は見逃したが、コルサビウはクムランが刺客であることに気づいていた。東明天帝団がもしやテ・ジョヨンが組織しているのではないかと思っていたコルサビウは、城門の外で東明天帝団を待った。そこに現れたのはフクスドルだった。コルサビウは自分は裏切っていない、その証拠にソ・リンギの首を取ってくると宣言した。しかし、一度は命を助けられ男気のあるソ・リンギを殺すことはできなかった。約束どおりコルサビウを切ると言うミモサ。しかし、コルサビウを信じるテ・ジョヨン、フクスドルは義兄弟の契りを結んだ3人だ、一緒に殺してくれと跪いた。そこへポジャン王が現れて3人は許された。奴隷商とサブクの交渉の場に臨んだミモサは、奴隷商に1000人の私兵がいることを知る。サブクの命と財産を民に分け与えるつもりのあるミモサは、それに備えるため、テ・ジュンサンに兵を送るように要請した。テ・ジョヨンと二人になったコルサビウは、なぜチョリンのことを聞かぬかと問う。チョリンはもう人妻であると答えるテ・ジョヨン。コルサビウは、チョリンは兄上の…、チョリンは兄上の…と言うばかりであった。