韓国ドラマ-大祚榮(テジョヨン)-あらすじ-49話〜51話-相関図

韓国ドラマ-大祚榮(テジョヨン)

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今回は中国の広大な風景をバックに撮影が行われた歴史ドラマ。時代劇スターの『太祖王建』『海神-HESHIN-』チェ・スジョン主演の名作ドラマ『大祚榮(テジョヨン)』をご紹介します!

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一人の男が祖国滅亡後、過酷な運命、闘い、悲恋を乗り越え渤海を建国するまでの波乱万丈な人生を描く歴史超大作!

部長
全134話の構成になっています!

大祚榮(テジョヨン)-概要

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戦火に見舞われる高句麗末期、将軍の長男としてテ・ジョヨンは生まれる。奴婢として育つものの、見よう見まねで剣術と学問を学び、立派に成長するジョヨン。
ジョヨンは唐の挑発により危機に陥っていた父テ・ジュンサンと高句麗の兵士たちを助けるために戦い始める。この時、唐と手を組んでいる契丹族の襲撃により生死をさまよっていたジョヨンは、契丹族族長の娘チョリンに助けられる。それをきっかけにジョヨンとチョリンは恋に落ちる。
そんな中、ジョヨンの恋のライバルとして現れるのが、チョリンと兄妹のような仲のイ・ヘゴ。ヘゴは高句麗の将軍のもとに生まれるが、訳あって契丹族によって育てられ、共に育ったチョリンを愛するように…。平壤城の政治勢力と遼東の軍部勢力が反目する中、和合と仲裁のために平壤城に侵入したジョヨンは、監獄に入れられてしまう。それを救ったのが、寶臧王の姪スギョン。スギョンはテジョンに想いを寄せ、チョリンと恋のライバルになり、葛藤を起こす。そんな中、チョリンはジョヨンとの子を身ごもるが、ジョヨンに告げることもできず…。結局二人は引き裂かれる運命となってしまう。
やがて、高句麗は新羅と手を組んだ唐に滅ぼされ、高句麗の民は流民になる。あちらこちらに散らばってしまった高句麗の民を思うジョヨンは、高句麗の民が安心して暮らせる国を作るために、義兄弟として意を決したコルサビウ、フクスドルと共に立ち上がり…。

https://youtu.be/-QrcKgM-2a4
https://youtu.be/vK2gp4KiFUA

大祚榮(テジョヨン)-相関図

韓国ドラマ-大祚榮(テジョヨン)-あらすじ-相関図

韓国ドラマ-大祚榮(テジョヨン)-49話

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新羅の使者スミサンと対決するテ・ジョヨン。テ・ジョヨンは、直接ムンム王にキム・チャン将軍処刑の説明をするというが、ムンム王は謝罪を求めているとして、直接の咎めはなかった。疲弊した新高句麗で今大切なのは、政局を安定させることだった。百済の村長の孫ミモサが密かにテ・ジョヨンに会い、ポジャン王の密書を渡した。ポジャン王はやがて、新たに安東都護府になる遼東の都督として赴任する、今の新高句麗政府は、漢城を出て旧高句麗の都市に遷都すべきだという内容だった。テ・ジョヨンは、漢城政府を二分し て、まず自分が窮牟城に入り城内を静定してから残りの部隊を呼ぶことにした。そんな中、コルサビウは、単身白水城に乗り込み、チョリンを救おうとしたが、捕えられ投獄された。白水城には、ソ・リンギが自ら乗り込み、密かに来城した新羅のスミサンに会い、近くテ・ジョヨンが漢城を出ることを知った。ソ・リンギは、その時にテ・ジョヨンを討てとイ・へゴに命じた。イ・へゴは、愛するチョリンがテ・ジョヨンの子を宿していることを知ってから、苦しんでいた。イ・へゴはテ・ジョヨン暗殺に執念を燃やした。留守中、チョリンの脱走を恐れたイ・へゴはチョリンを牢獄に閉じ込めた。しかし、チョリンの侍女が護衛兵に酒を飲ませチョリンとコルサビウの脱出を手助けした。それを知ったソ・リンギが二人の前に現れた。コルサビウは身を挺してチョリンを守り、チョリンは馬にまたがって夜の闇を疾駆した。

韓国ドラマ-大祚榮(テジョヨン)-50話

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漢城を出た、テ・ジュンサン、テ・ジョヨン将軍一行はスギョン姫を囲むように進んだ。しかし、街道沿いはイ・ヘゴたち契丹族の部隊が包囲していた。馬で駆けつけたチョリンが、新羅の裏切りを知らせるが、時すでに遅く、契丹族部隊の矢が高句麗軍に向かって放たれた。次々と射殺される兵士たち。テ・ジョヨンは、テ・ジュンサンにスギョン姫を託して逃がし、イ・へゴに立ち向かった。イ・へゴの矢がテ・ジョヨンの胸に突き刺さり、続いて短剣が投げられ、剣がテ・ジョヨンを切り裂いた。チョリンの腕の中で首を垂れるテ・ジョヨン。「死ぬな、私の腹にはお前の子が」と絶句するチョリン。フクスドルはテ・ジョヨンを担ぎあげ、林の中を走り窪地を見つけ、そこにテ・ジョヨンを横たえ枯れ葉で覆った。テ・ジョヨンたちが襲われ全滅したことを聞いたコム・モジャムはコ・アンスン王が密告者であることを悟り、斬ろうとするが、逆にコ・アンスン王は駐留している新羅軍に命令してコム・モジャムを斬殺した。コルサビウの武芸の力にほれ込み、殺さなかったソ・リンギのもとに、テ・ジョヨン、コム・モジャムが死んだと知らせが入った。捕えられていたチョリンは死体を見るまで、テ・ジョヨンの死は信じないと言い張り、お腹の子は何があっても守り通すと誓うのだった。その頃、唐ではポジャン王を遼東の都督にヨン・ナムセンを副都督に任命する任命式が行われていた。隠したテ・ジョヨンを探し回ったフクスドルは、山の中に一軒家を見つけた。そこでは、百済のミモサが鍼い、灸、気を送りテ・ジョヨンに治療を施していた。

韓国ドラマ-大祚榮(テジョヨン)-51話

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テ・ジョヨンが奇跡的に目覚めた。だが、その手足は全く動かなかった。フクスドルは、コ・アンスンの裏切りでコム・モジャムは斬首され、新生高句麗が滅びたことをテ・ジ ョヨンに語った。フクスドルは動けぬテ・ジョヨンを橇に乗せ、テ・ジュンサンとスギョン姫が潜む高句麗村に着いた。テ・ジョヨンの変わり果てた姿に驚いたテ・ジュンサンは「立て、立って高句麗のために働け」と叫ぶが、テ・ジョヨンの体はぴくりとも動かぬのだった。世は大きく変わり、コ・アンスンは新羅王に報徳王の名を賜り全羅北道の領地へ赴いた。平壌では、度重なる圧政から民が立ち上がり、安東都護府はポジャン王、ヨン・ナムセンが治める遼東に移った。安東都護府のソ・リンギ一行を迎えたポジャン王はいつものように芸妓のいるチソン楼で大いにもてなした。チソン楼の主こそが百済のミモサで、チソン楼はポジャン王たち高句麗復興にかける者たちの隠れ家であった。動けぬテ・ジョヨンにスギョン姫は誠心誠意をもって尽くした。しかし、彼の手足は一向に動く気配はなかった。そんなある日、テ・ジョヨンのもとにポジャン王からの密書が届いた。“大高句麗”と大書された血書ともに、高句麗復興のために、テ・ジョヨン将軍の力が必要であることが切々と書かれていた。テ・ジョヨンの目から涙があふれ、眼前にはこれまでのことが走馬灯のように現れた。テ・ジョヨンの指がぴくりと動いた。ポジャン王の血書の上に倒れ込み、テ・ジョヨンは慟哭し許しを請うた。

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